大人の歯
大人の場合歯の矯正、中でも歯並びをキレイにする歯列矯正をする方は圧倒的に女性が多く、その目的のほとんどは美容の為なのです。
臼歯の働きは、食物をすりつぶす、噛む、砕くようです。
これがしっかりしていないと、満足な食事ができず、栄養の摂取や成長に問題が生じるのです。
子供と大人の大きな違いは、子供は体の全てが現在成長中である事、つまり子供の体は矯正治療中でも毎日変化しているという事なのです。
また、大人の歯は、この六歳臼歯を生える場所の基準として生えてくるようですから、途中で虫歯になって抜けたりすると、他の歯の歯並びがおかしくなるのです。
当然歯に関連する顔や顎の骨も速いスピードで成長しているので、子供の歯を矯正する場合はその成長の課程に合わせて治療を進める必要があるのです。
お子さんをきれいな歯並びの永久歯に育てたければ、この歯を虫歯から守ることが大事なのです。
六歳臼歯が生えたら、ぜひかかりつけの歯医者さんに定期的なチェックを受けるようにしてください。
食べたものは、生えたての臼歯の溝につまり、歯磨きもヘタなためそこから虫歯が始まってしまいがちなのです。
子供は幼少期において歯が乳歯から永久歯に生え変わるようですので、この生え変わりの時に正しい位置にキレイな歯が生えて来るように誘導するのも、矯正歯科の治療のひとつになるのです。
虫歯になりやすい条件を備えた六歳臼歯の寿命は、40年といわれるのです。
この寿命がどれだけ延びるかは、お母さんと歯医者さんの協力にかかっているのです。
大人の歯の矯正では歯だけを移動させて歯並びを正したり、噛み合わせを調整したりという治療がメインになり、顎の骨など骨格部分に手を加えるのは矯正では無く、美容整形の範疇になるのです。
歯並びは遺伝的な要因もあるが、多くは生まれた後、子どもから大人にかけての生活習慣、クセによって大きく変化するのです。
とくに成長期の骨格がつくられている時期に、不自然なクセをつけてしまうと、不正咬合を引き起こすのです。
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